書いてた記事が消えた(小並感)


なのですごく省略して書きます。(嘘)



■環境について
スタンダード環境の最大勢力はアブザン。
その中でもやはり《包囲サイ》《クルフィックスの狩猟者》が強い。
アグロからコントロールまで幅広い構築が存在し、これで対策は完璧!とならない。



■デッキ選択
自分が使うデッキを考えるにあたり、選択肢は2つ。

1.アブザンを使う
2.アブザンに有利なデッキを使う

1の場合、対アブザンは純粋に腕で勝つ必要がある。
しかし、自分は月に2,3回しかMTGをする機会がなく正直腕に自身はない。
あと、ぶっちゃけパーツがない\(^o^)/

そんなわけで、今回は2の方向でデッキを考えていきたい。



■デッキコンセプト
対アブザンを考えた場合、意識すべきと思ったのは以下の点。

1.タフネス4,5を除去できる
言うまでもなく、《包囲サイ》《クルフィックスの狩猟者》を除去できるかどうかということ。
もちろんアブザンだけでなく、《囁きの森の精霊》《嵐の息吹のドラゴン》といった他のデッキのエース級も概ねタフネス4,5が多い。
こいつらを除去しやすければしやすいほど、立ち回りは楽になる。気がする。

この点はおそらく《英雄の破滅》《命運の核心》有する青黒コンが最強。
やはりというか、除去といえば黒であった。それだけのこと。
もちろん、アブザン自身も黒いのでアブザンに有利と言えるだろう(混乱)

赤の火力だと《かき立てる炎》→《狩猟者》だけで、《包囲サイ》には戦闘を絡めないと届かない。
白は《岩への繋ぎ止め》だけでなく、2枚刺しの《勇敢な姿勢》でも対処可。重いデッキなら《対立の集結》も。
赤白アグロは《かき立てる炎》と白スペルに頼った除去となっていることがわかりますね。
《岩への繋ぎ止め》が便利すぎるけど、最近は《異端の輝き》《消去》がサイドインしてくるのでやや厳しいのかも。

緑は殴り倒しあるのみなので、今回は考えない。一応《自然に帰れ》で《狩猟者》は割れるね。


2.飛行クリーチャーを採用できる
アブザンは《風番いのロック》程度しか飛んでる生物を取ってないことが多い。その《ロック》すら、非採用のレシピもままある。
つまり《狩猟者》《サイ》をどけられなくても、飛行で殴る戦法が有効であると考えられる。
環境で強い飛行と言えば上述の《ロック》と《嵐の息吹》《龍語りのサルカン》、後は《軍族の解体者》とかかな。


3.PWの対処手段がある or 出される前に勝てる
ミッドレンジ~コントロールのアブザンに《太陽の勇者、エルズペス》を出されてそのまま負ける。あると思います。
この負けパターンを防ぐには、なんとかPWを除去するか、なんとか出される前に試合を決めるか。
青黒コンだと前者、赤白アグロだと後者のパターンですね。うーん。



■で、どうするの?
いや、タイトルに書いてあるとおりマルドゥなんですけどね。
先の問に対する回答を上げてみますと、

1.タフネス4,5を除去できる
→赤白の《かき立てる炎》《岩への繋ぎ止め》だけでなく《はじける破滅》を採用できる。
アブザンにはもちろん、相手が赤白だったときの《嵐の息吹》を落とせるのが優秀。
代償として青黒コンに対する不要牌が増えるので、ガン不利が付く。サイドでがんばるしかない。

2.飛行クリーチャーを採用できる
→《解体者》《ロック》《嵐の息吹》と選択肢は非常に豊富。
5マナまですんなり伸びる構成にするか、4マナ域で素早く殴っていくかどうかは、悩みどころではありますね。

3.PWの対処手段がある or 出される前に勝てる
→これは正直微妙。《エルズペス》に限れば《異端の輝き》があるけど。
他は《完全なる終わり》で追放するのが無難かな。《英雄の破滅》は黒黒が重たいと思う。
クリーチャーのチョイスは殴り勝つのを意識して採用していきたいところ。



■デッキ構成案
黒生物を採用する案はカードパワーが低いので却下。素直に赤白タッチ黒としたい。
マナ域はホントに悩みどころで、4マナと5マナどちらを頂点にするかでガラリと違うんだよね。
ちょっと両方考えてみましょうか。



【4マナが頂点案】
・土地24

・生物13
4 道の探求者
4 ゴブリンの熟練扇動者
4 軍族の解体者
1 灰雲のフェニックス

・PW1
1 真面目な訪問者、ソリン

・スペル22
4 岩への繋ぎ止め
4 稲妻の一撃
1 マグマの噴流
2 勇敢な姿勢
4 軍族童の突発
4 はじける破滅
3 かき立てる炎



【5マナが頂点案】
・土地25

・生物15
4 魂火の大導師
4 ゴブリンの熟練扇動者
1 オレスコスの王、ブリマーズ
4 軍族の解体者
2 嵐の息吹のドラゴン

・PW1
1 龍語りのサルカン

・スペル19
3 岩への繋ぎ止め
3 稲妻の一撃
4 軍族童の突発
4 はじける破滅
3 かき立てる炎
2 前哨地の包囲



軽い叩き台として。土地詳細は後回しで。

4マナ案は殴り合いに強い《道の探求者》を採用。
《前哨地の包囲》を貼る暇もないくらい、さっさと殴り切っていきたい。

5マナ案は寿命を大幅に伸ばしてくれる《魂火の大導師》を採用。
スペルはどこを削るか迷いますが、ある程度長期戦も見据えて《前哨地の包囲》を入れていきたい。

ぶっちゃけ《前哨地の包囲》は3,4枚積んでも強いカードだとは思ってるんだけど、入れる枠を空けきれないんだよね。
おとなしく《オレスコスの王、ブリマーズ》を抜くのが無難なのかなー。


前回(と言っても先々週)は4マナ案よりの構成だったので、今回は5マナ案を試してみます。
細かいところはもうちょっと弄るかも。メイン《包囲》の枚数は実際悩みどころ。

コメント

病葉
2015年3月1日15:03

面白かったです!
強カードに対しての対策も書いてあり、初心者の僕でも分かりやすく勉強になります。
包囲サイ調べて見たんですけど強いっすね
なんか書いてあることがオカシイ気がする…

オリヒカ
2015年3月3日23:08

■病葉さん
ありがとうございます。わかりやすく話せるのって大切だと思うので、意識したいですね。
包囲サイはモダンですら居場所がある生物ですからね。書いてることおかしいです。
しかしスタンダードのアブザンにおいては、サイよりもクルフィックスの狩猟者の方が(サイドチェンジで残す際等の)優先度が高いという。あの馬人間なんなの。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索